昨年 11月のBPS患者導入セミナーの昼食後の休憩時間に1本の電話が・・・
母校 名古屋デンタル技工士学院が技工士希望の学生が減り閉校となり当日機材等の叩き売りが行われていました。
仲良くさせていただいている後輩の夫妻から 何かいい物あったら買ってきましょうか?ありがたい心使いに甘え頼んだ際予想以上のお年玉が舞い込んできました。

ベルト式のハンドピース30本〜〜近江夫妻 ほんと ありがとね〜〜
学生さんが 卒業するときに置いていったり 途中で辞めたりして学校に寄付していったり まだまだ新品同様の品物ばかり・・・
当ラボは、金属床やコバルトのワンピースフレームを研磨する際にこのハンドピースのエンジンを使うのですが、パワーベルトに変えてより早くストレスなく削れるようにセッティングしている為ハンドピースの磨耗が著しく 早い時は半年に1本だめになる時もあるので非常にありがたいお話であったのです。


それにしても学校閉校もそうなんですが、入学して辞めたり 卒業後数年して辞めたり 2年で300万ほどの学費を親に出していただいているありがたみがわかっているのですかね〜〜?
大学に行けなかったから・・・・医療系だから・・・歯医者だから・・手に職を・・・
まぁ〜〜人それぞれ選んだ理由はあるでしょう!
歯科技工に携わり現実が見えて失望するのが、はやいか遅いかだけなんですけど・・・
先週土曜 午前にBPSの立ち会い後 昼過ぎから中部デンタルショウに行ってきたんですが、歯科医師会が技工士の現状とやらのアンケートを行っていましたが 技工士不足の危機感を感じての事だと思いますが、今更・・・・とでも言いましょうか・・
自分たちの身に影響がありそうだからこれから改善なんですかね?
歯科医院で技工士を確保して自分のところの技工物だけはなんて思っているドクターもいると思いますが、なぜ医院外注が今現在の基本形になっているのかを今一度よく考えてみて欲しいと思います。
身近な技工士に気を使わせず 本音で答えてもらえば何かしら今後取り組まなければいけないヒントは たくさん出してもらえると思うのですが・・・・
気づいている先生は 気づいてるんですけどね〜〜 と 私個人の独り言ですのであしからず。。
そんな技工士不足の中 Dental Linkも数名の求人をださせて頂いているのですが、この2年ほどの間でなんだかんだ知人や業者さんのおかげで知り合えてきました。 ありがとうございました。
24歳で開業 10年は 一人で耐えその後15年20年後をイメージして 日常に流されず そして 勤務時に抱いた気持ちを忘れずに日々 こーなったらあーしよう! あーなったらこーしよう!と考えてきました。
決して必ず妄想のように上手くいくとは、限りませんが今現時点ではいい感じに進んでおります。
スタッフを入れて楽しよう・・・ 儲けよう・・・なんて更々思っていません。。
専門分野に強い技工士が、Dental Linkの箱の中で一人の患者さまのケースを全力で取り組む姿が見えてきました。
現在、クラウン・ ブリッジのエキスパートでありながらデンチャーを勉強したいという 39歳の方と前向きにお話が進んでいます。
そして今週末 ホームページを見て共感していただいた36歳のクラウン・ブリッジ希望で東京から見学に来てくださいます。
ほんとありがとうございます。。。。。
例えばこんなケースも




上 総義歯のシングルデンチャーのケースなんですが、よくあるのが下顎から作りその後デンチャーを製作になるんですが、咬合平面も凸凹だったり、歯列のアーチ等も正直いまいちだったりするんですが、このケースはクラウンラボさんにも協力していただいて上から作り 下顎はプロビにしていただき顎位等補正したのち下の補綴を作り完成させたんですが、やはり細かなすり合わせは難しく少々妥協点は残りました。
いつも思うのですが、クラスプかけづらい形態だったりレストがいまいちだったりすべてクラウンラボさんの責任ではありませんが、最終的には、最後に作るデンチャーに問題がかせられるので ストレスでたまりません・・・ ドクターの力も絶対条件になりますが、
同じ空間で同時進行できたら最高だな〜〜と常々思っておりました。
Dental Linkは進化します。
まだまだ 山あり谷ありですが、根性でがんばっていきたいと思っています。